路線の違い
ドラクエ・ファイナルファンタジー3-4の大きな違いは、路線です。ここまで土台を気付いてきた作品ですが、それをさらに違う方向へと進ませていった印象が強いと言えます。
例えばドラクエ3や4に関しては、タイトルもそれぞれ「そして伝説へ」と「導かれし者たち」とされています。作品ごとに1つの大きなテーマを作り、それを主軸に進めていくのがドラクエの方法でした。
一方でファイナルファンタジーはサブタイトルを持たせず、シリーズ全体の流れを汲んで開発していったのです。
ゲームシステムがそれぞれ差別化された
ドラクエ・ファイナルファンタジー3-4に関しては、それそれのゲームがシステム面でも進化しています。しかし、その進化の方法はそれぞれ異なります。
シンプルに主人公たちが仲間を集めて戦うという根底は同じです。しかし、ドラクエの場合はモンスターとの関係性をより重視し、仲間にすることもできるような構想を取り入れ始めました。
逆にファイナルファンタジーはモンスターと戦いながら、人間同士が活躍するというテーマが多かったです。当時の作品を見れば、違いも顕著ですね。